“Do”や“Have”よりも大事な“Be”の話

 

「現実を変えたければ、とにかく行動しろ!」

「人脈は大事だ!どんどん拡げなさい!」

 

あなたが起業家であろうと、会社勤めであろうと、あるいは学生であろうと、
どこかで一度は言われたことがあるフレーズではないでしょうか?

 

一方で最近の自己啓発本などにはこのように書かれているのをよく見かけます。

 

「DoやHaveよりもBeを大事にしなさい」

 

この場合、

Be:在り方、状態、気持ち
Do:行動
Have:状況、所有物(物、スキル、人脈、お金etc…)

というような意味ですね。

 

DoやHaveよりもBeを大事にというのはすなわち、
行動や状況、所有物よりも在り方や気持ちを大事にということですね。

 

「わかるような…わからないような?」

って感じですかね?(笑)

というわけで、今日はこのBe、Do、Haveについて、
私なりに掘り下げてお伝えしてみたいと思います。

 

かなり抽象的な話になりますが、
「(どのような形であれ)成功や幸せといったものを
今現在の自分が手にできていない」と感じるのであれば、
今回の話は最後まで読んで損はないと思います。

 


「Do→Have→Be」で燃え尽きる人が続出!?


多くの人は、Beが“DoやHaveによってもたらされるもの”と思っています。

Do→Have→Be

の順で実現していく、という認識をしているわけですね。

 

まず理想のBeがあるとします。
たとえば“幸せ”というBe。

で、Beから逆算してHaveを決め、Doに移します。

 

幸せになりたい(理想のBe)

そのためにはたくさんのお金が必要だ!(必要だと思うHave)

だから一生懸命働こう!(必要だと思うDo)

 

このような形で、自分なりの仮説に基づいて行動しているわけです。

一見するととても合理的に感じますよね。
今の自分に欠けているものを見出して、そこを埋めていく…

しかも少年漫画の主人公みたいで何かカッコいいですよね。
「どんな困難も夢のためなら乗り越えてみせるぜ!」的な。

 

もちろんこのような考え方でも猛烈なDoにより、理想のHaveを手に入れる人は一定数います。

だからこそ冒頭で紹介した

「現実を変えたければ、とにかく行動(Do)しろ!」

「人脈(Have)は大事だ!どんどん拡げなさい!」

といったアドバイスをする人が少なからずいるわけですね。

 

でも、成功者と呼ばれる人達の体験談を聞いてみると、
DoやHaveによって、理想のBeとなったという事例をあまり耳にしません。

むしろそれを手に入れた時点で燃え尽きてしまった方が多いように感じます。
中にはになってしまったという方も。

 

これは一体どうしてなのでしょうか?

 


「Be→Do→Have」の順で現実化する


そのようにバーナウトしてしまった人達の中で、
今ではBeについても満たされているという方達は皆、口を揃えて言います。

 

実はこのBe、Do、Haveが現実化する順番は、

Be→Do→Have

なのである、と。

 

すなわち、先の“幸せ”というBeで言うと
仕事(Do)やお金、人脈(Have)などが揃って、最後に幸せ(Be)になるのではなく、
まず幸せ(Be)だから、それに相応しい仕事(Do)やお金、人脈(Have)などが生まれる
ということですね。

 

これは引き寄せの法則などを学んでいる人であれば、
聞いたことのある概念かもしれません。

 

実は先の「Do→Have→Be」思考の人が理想のBe
になれない理由もこれで説明がつくんですよ。

そもそも「Do→Have→Be」思考の人は、
DoやHaveが満たされる前はどのようなBeなのでしょうか?

別の言い方をすると、
どのようなBeで、そのDoやHaveに至っているのでしょうか?

 

 

はい、そうです。

今自分は“理想のBeではない、と感じているんです。

理想のBeが“幸せ”なら、
今自分は“不幸”だと感じているんです。

信じている、と言った方が正確かもしれません。

「自分は不幸だ」と信じているから、
何をやっても、何を手に入れても、不幸。

 

ね?分かりやすいでしょう?

 

そして、その“不幸”というBeからは、
それに相応しい行動(Do)や状況(Have)が生まれます。

引き寄せの法則的に言えばそういう波動だから、同調する波動を持つものを引き寄せる
(いわゆる類は友を呼ぶ)というやつですし、

脳科学的に言えば、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)によって、
自分に必要な情報(自分が“不幸”な証拠)を集めるわけです。

言うなれば自分が不幸であることを証明するようなDoやHave
磁石のように引き寄せてしまうのですね。

 

…何だかオカルトめいていて信じられませんか?(笑)

 

でも、ゲームをプレイする事に例えると分かりやすいのではないでしょうか。

超面白くてハマってしまうゲームをプレイしている時って
“エンディングを見ることが目的”でしょうか?

きっとゲームをプレイすること自体が楽しい(Be)から、
RPGとかならその世界観やキャラクターが好き(Be)だから、
時間とエネルギーを注げる(Do)し、その分どんどん進んでいき、
結果的にゲームクリア(Have)へと辿り着くのではありませんか?

 

逆に最高に感動するエンディングが用意されているとの噂でも、
遊んでいてクソつまらないゲームだったら…

クリアした瞬間、一転して“楽しい”に変わりますかね?

てか、クリアできますかね?

そもそもやりますかね?

 

そしてまさにこのクソゲー(あくまで自分にとってのね)を
ひたすら我慢してやり続けて、クリア出来ちゃう人ってのが、
燃え尽きちゃったり、鬱になっちゃったりするわけです。

 

もちろん、それはそれで大きな気付きを与えてくれるものなので、
決して無駄ではないんですよ。

 

でも、それなら初めから自分が心から面白いと思えるゲームをやった方が、
時間やエネルギーを自ら進んで注げますし、どんどん成長するし、
最後まで楽しみながらクリアも出来ると思いませんか?

こんな行動(Do)なら大歓迎ですよね?

 

さらにあなたがゲームを楽しんでいると、
同じゲームを面白いと思う仲間が現れるかもしれませんよ?
そして、情報交換をしたり、一緒に楽しんだり、
もっと面白いゲームを紹介してもらえるかもしれませんよ?

こんな人脈(Have)なら大歓迎ですよね?

 

ここで、ロマン・ロランという人の言葉を紹介します。

 

「肝心な事は、望んだり生きたりすることに飽きない事だ。」

 

(これ、映画「イノセンス」で聞いた事がある人も多いんじゃないかなぁ)

 

私はこの言葉が大好きです。

キーワードは“飽きない事”
すなわち“好きなこと、ワクワクすること”です。

 

それはあなたが理想のBeでいられるってことなんです。
そしてそれは同時に理想のDoやHaveをもたらしてくれるってことなんです。

 


まとめ


というわけで、今日は

Be→Do→Have

の順番で、私達の現実は具現化するというお話でした。

 

そして、理想のBeでいることこそが、
Do、Have以前に大事なんだよということでした。

しつこいようですが、理想のBeのキーワードは
“好きなこと、ワクワクすること(※)”です。

※より正確に言うならば、
安心、根拠のない自信、穏やかな幸せ、静かなワクワクです。

 

誤解のないように申し上げておくと、
私はDoやHaveが不要だと言っているわけではありませんよ。

DoもHaveも生きるためには必要です。

 

ただ、そのDoやHaveがどのようなBeから来ているのか、
それを客観的に見る、ということはとても重要です。

 

それにより、ほとんどの迷走や暴走は避けられると言っても過言ではないのです。

次回はその辺りを理解するのに大切な“観念”の話をしましょう。

 

次回はこちら:
「思考は現実化する」では不完全!?正確には「〇〇は現実化する」!

 

最後までご覧頂きありがとうございます

素敵なムカデライフを。

 

記事一覧はコチラ