ちゃんとお金、請求してる?“タダ働き”があなたもお客さんも幸せにしない理由

 

ムカデの皆さん、こんにちは。
どうも中津です。

あなたは誰かに何かをしてあげた時、正当な報酬を受け取っていますか?
あるいはその前段階として、きちんとそれを相手に請求していますか?

 

…受け取っていない?

 

なぜ?

 

相手に悪い気がするから?

お金のためにやっているわけじゃないから?

お金をもらえるような仕事じゃないから?

 

なるほど。

でしたら今回のお話は、
そんなあなたにこそ聞いてもらいたいテーマとなるでしょう。

 

何故なら、あなたは自分のことだけでなく、
目の前の相手やひいては世の中全体への思いやりのある
素晴らしい方だと思うからです。

 

その思いやりを突き詰めればこそ、

相手に提供した価値の分だけ、正当な報酬を受け取る

というステップを抜きにして
お互いの発展も、良い関係性も長期的に見たらありえないと思うんですね。

 

逆に言えば、無料や安売り(※)はあなたにとっても、
さらには相手にとってもマイナスになっちゃうわけです。

※もちろんこれらを戦略として行うのは、場合によってはありだと思いますよ?
ただ、それは後に本チャンの商品が控えていることが大前提です。

 

というわけで今日は対価を受け取ることに抵抗があるあなたへ
“なぜ無料や安売りがNGなのか”という理由の部分と、
そのメンタルブロックを手放して、フェアな取引をしていくためのヒントをお伝えします。

 

ちなみにこれはビジネスをやっていなくても、あるいは対価がお金という形でなくても、
多くの人間関係において重要なことだと思いますので、
是非あなたのパターンに置き換えて聞いてもらえればと思います。

 


安売りによってお客さんのセルフイメージが低くなる!?


こんな話があります。

プロのカメラマンが公園にいる人に記念写真を撮ってあげて、
その値段を撮ってもらう側に決めてもらうという実験をしたんだそうです。

 

で、その値段なんですが、

  • 5ドル
  • 15ドル
  • 自由(0ドルも可)

の3パターンから選べるようにしたらしいんですね。

 

結果、どうなったか?

 

6〜10ドルを支払う人が一番多かったみたいなんです。

これは私がメンターの一人から又聞きした話なので、
もしかしたら細かいところは私の記憶違いもあるかもしれないんですが、
ここで注目したいのは…

無料、あるいは最低額(5ドル)を選ぶ人の方が少なかったということ

なんですね。

 

だって、自由だったら全くの無料でも良いわけだし、
最低額を提示されているなら5ドルでも良いわけじゃないですか。

それなのに最高額の15ドルとは言わないまでも、
6〜10ドルという5ドルよりは高い額を払う人が多かったわけです。

 

これはもちろんカメラマンの腕前によっても変わってくるでしょうが、
それが満足いく出来だった場合、

ちゃんとそれに見合った額を支払いたいという欲求

みたいなものが多くの人の中にあるとは考えられないでしょうか?

 

このように人は何かをしてもらったら、同じ量だけ返したくなるものなんですね。
(返報性の原理)

つまりあなたが何かのサービスを提供したときに、
適正価格より低い対価をもらう、すなわち安売りしてしまうというのは、
あなたのお客さんの心理的な欲求を満たす機会を奪っている
とも言えるわけです。

 

そうするとね、お客さん側は気持ち悪いんですよ。

 

考えてもみて下さい。

たとえば特に貸し借りがない相手に何度もご飯を奢られたら、どう感じます?

最初の方は“ラッキー”と感じるかもしれません。
でも、だんだん相手に悪い気がしてきませんか?

 

で、ある日あなたは意を決してこう言うんですね。

「今日は私が払うよ」

 

そうしたら相手はこう返すんです。

「いいよいいよ、ここは僕が払うから」

 

 

どうですか?
“何か魂胆でもあるのか?”って疑いたくなりませんか?

ある日突然、無理なお願いをされて、今まで奢られてきた分、
それが断りにくい空気になったりはしないだろうかと不安になったりしませんか?

そうかと言ってその相手を避けたりすれば、
まるで自分が恩知らずのような気がしてしまったりしませんか?

 

この時、あなたの中で相手との力関係は

相手>あなた

となってしまっているのです。
(相手が実際にはどう思っているかに関わらず)

 

あなたは本来対等であるはずの相手より、自分を下に見てしまっている。

つまり食事代を相手から“もらい続ける”ことで、
セルフイメージが本来あるべき姿より低くなってしまうわけです。

 

私はこれで実際に困った経験があります。
(しかもセルフイメージを蹂躙されることに関して言えば、もっと直接的でした)

 

それは私が昔ある人に畑を借りたときのことです。

地代のことを相談したら

「俺、お金ない人からお金とるの好きじゃないから」

って言われたんですね。

 

これって「お前はこの金額を払えるほど立派な人間じゃないから」
あるいは「お前は俺より下だ」って言われているのと一緒じゃないですか?

 

もちろん相手に悪気はなかったと思うんですよ。
それどころか彼なりに親切心で言ったことだと思います。

でもあくまで言われた側の問題として、それを受け入れてしまうことは、
潜在意識レベルで自分はそういう人間なんだ”って脳に刻み込んじゃうことと同じだと思うんですね。

 

で、そうなると借りを作ったみたいで
この先何かにつけて“時間、お金、あるいはエネルギーを奪われそう”
って感じるものなんですよ。

その時は私も多分に漏れず“ラッキー”くらいに思ってたんですが、
それを受け入れちゃったことでその人に負い目があるような気がして、
そこからずいぶんいびつな関係が続きましたよ、実際。

(ま、自分で受け入れたんだから自業自得ですけどね)

 

まさにタダより高いものはない、ですね。

 

あ、ちなみにこの人は貸し農園を経営している人で、
その区画の一部をお借りするという話ですよ。
(農業委員会を通した賃貸借契約は小作料が決まっていますんでね)

 

このことからも、自分が相手に何らかのサービスを提供した際に、
正当な報酬を受け取らないことは、お客さん自身のセルフイメージを
低くしてしまう結果となり、全然お客さんのためにならないわけですね。

 

これはたとえば被災者支援のボランティア団体に
参加する人なんかも気を付けなきゃいけないことだと思います。

「この人達(被災者)は可哀想な人達なんだ」

って目で相手を見てませんか?

 


正当な報酬を受け取れないと、世の中を攻撃し始める?


さて、ここまであなたのサービスを受け取る側、
すなわちお客さん側の視点に立って話をしてきましたが、
もちろんサービスを与えておきながら正当な報酬を受け取らないツケは
あなた自身にも回ってきます。

 

すなわち、貸しを作った気になって

あなた>相手

という力関係を作り出すことによる弊害ですね。

 

だったら相手は自分の言いなりになるのだから、
むしろ好都合じゃないかと思いますか?

 

…だとしたら、なかなかのワルですね(笑)

 

でも、多分これを読んでいるあなたは違いますよね?

自分や自分の商品に自信が無かったり、相手に遠慮して
正当な対価の請求が出来ないのではないでしょうか?

 

だとすれば…
おそらくあなたはなかなか借りを返さない相手に対して
意識的にしろ無意識的にしろ、不満を抱くようになります。

(まあ、これは相手に返す意志があったとしても、
大概あなたが受けとっていないだけなんですけどね)

 

そしてあなたが特定の誰かに対してだけではなく、
誰にでも分け隔てなく親切なのだとしたら…

 

不満の矛先はだんだん世の中全体になってきます。

 

そして、これがエスカレートすると

「今の腐りきった世の中を牛耳っている権力者達や、
奴らの構築したシステムがすべての元凶だ!」

みたいになるんではないかと思います。多分ね。

 

私は自然農(※)やパーマカルチャーを学ぶ過程で、
いわゆる“自然派”のコミュニティに出入りしていたことがあるんですが、
結構こういう人が多かったんですよね。

※誤解のないように申し上げておくと、
自然農を始められた川口さんは全くそういう人ではありません。
他人を変えようとするのでなく常に自分の在り方を問うという方なので。

 

敵を見つけては団結し、糾弾することが生きがいになっている感じ。

安倍が悪い、ロックフェラーが悪い、モンサントが悪い、セルンが悪い…

みたいにね。

 

で、どうも彼らはお金(いわゆるグローバルマネー)を悪とする傾向があるみたいです。

だから“お金のない世界が理想だ”とか、“我々だけの地域通貨を作ろう”とか、
声高に叫んでいるのをよく耳にした気がします。

 

でね、ふと思ったんです。

もしかしてお金が本質的に悪だから、彼らはお金を受け取らないんじゃなくて、
お金を受け取れないから、お金を悪者にしちゃってるんじゃないかなって。

 

俗に言う“酸っぱいブドウ”ってやつではないかと。

 

確かにグローバルなお金にネガティブな面もあるのは事実ですが、
同じ分だけポジティブな面もあるわけでしょう?

極端な話、彼らが経済的富裕を手にしているのであれば、
自分の外ではなく、もっと自分の内側をどうにかしようとなるんではないかと、
そんな風に思ったんです。

 

だって、お金持ちほど他人や世の中を変えようとする前に、
まず“自分の在り方を何とかしよう”という人が多いという事実
知ってしまったから。

 

…これが“正当な報酬を受け取れないと、世の中を攻撃し始める”と私が考える理由です。
(まあ、私自身も貧しい時ほど世の中をクソだと感じていましたからね)

 

ああ、忘れないで欲しいのは、別に私は彼らをdisっているわけではないってことです。

こういった考えや行動をされている方達はそういう方達で、
世の中全体から見たら完璧なんですよ。

そういう人のおかげで権力が暴走せずに済んでいたりする場合も多いにあるのでね。

ただここでは、あなたがそこに疑問があったり、悩んでいたりして
それを解消するためのヒントを求めていると仮定して話をしているわけです。

 


フェアな取引をするヒント


ここまでの話で正当な報酬を受け取ることの大切さがお分かり頂けましたでしょうか?

言うまでもないことですが、決してこれは“ぼったくれ”って言ってるわけじゃないですよ?
必要以上にお金をもらいすぎれば、今度はただ

相手>あなた

って図式が出来上がって、力関係が逆になるだけなんでね。

 

これは商売に限らず、人間関係やそれこそ恋愛とかにも言えることですよ。

尽くしすぎちゃうタイプ、逆に釣った魚に餌をやらないタイプなどは
この与えあいのバランスが崩れている状態ですからね。

 

そう考えると、やはり

双方が腹の底から納得できて、後腐れがないフェアな取引をする

ってことが一番健全なんですよね。

 

報酬額については相手と話し合ってもいいですが、そうだとしても
自分が“この金額以下では取引しない”という基準をあらかじめ決めておくこと
は必要だと思います。

 

それはもう自分がしっくりくる、すなわち
“自分の心が騒つかない額”を自分に聞くしかないんじゃないかなと思います。

 

その値段をいくらにするかは人によって違うでしょうし、
値段の決め方も具体的にどんな方法がベストとは言えないですが、

ひとつ面白いな〜と思ったのは、
僕が音楽配信用に使っているBandcampってサービスなんですね。

これはアーティスト側が自分で楽曲の値段を決められるんですが、
買う側はそれを最低価格として、自分で値段を決められるんですね。

つまり、その最低価格よりも価値があると感じたら、
それよりも高い金額を払うことができるシステムなんです。

◎私(響-Hibiki-)の音源配信ページはこちら:
“響-Hibiki-”アーティストページ

↑露骨なステマ乙

 

そんなやり方をとってみて、自分の感じる自分の商品価値と、
お客さんの感じる商品価値がなるべく合致するように
調整していくってもありじゃないかなと思います。

 

ちなみに先程とは別の僕のメンターがお話会を開催する際もこの形式をとっています。

例)最低額を1,000円として、自分がふさわしいと思う額を銀行口座に振込む

 

ところで、これは私自身が知識やスキルに数百万円もの自己投資を
繰り返してきたからこそ感じることでもあるんですが…

特に何かを学びにいくときって、
いくら自腹を切ったかで学習効果が決まる
と言っても過言ではないと思うんですよね。

突き詰めれば、あらゆるビジネスはお客さんのライフスタイルや
セルフイメージに“変化”をもたらすきっかけを与えるものと言っても過言ではありません。

 

だからジャンルを問わず、あなたが思っているより多い額を頂いたとしても、
それはそれだけお客さん側が人生を変える覚悟をして臨んでいるということなんです。

ですから、その時は素直に受け取ってあげるという方が、
本当の意味で相手のためになる場合もあるんじゃないでしょうか。

 

しつこいようですがぼったくりとは違いますよ?
あくまでフェアな取引としてね。

 


まとめ


というわけで今回は対価を受け取ることにメンタルブロックがある人のために
フェアな取引をすることの大切さと、それを実行するためのヒントをお伝えしました。

 

もちろん、そもそもの仕事のクオリティを上げるってことは
言わずもがな大切なことですよ?

 

ただ、これらをどれだけ作り込んでも、
つまるところ「対価として〇〇円を下さい」と伝えるってことが
絶対に越えなければならないステップなんですね。

 

ただ、今日言ったようなことを理解すれば、
不安も、勇気すらもいらずに、
正当な報酬を受け取ることができるようになるんじゃないかと思います。

 

それでも受け取れないって方は
セルフイメージが極端に低いのかもしれません。

 

そんな人は以前もご紹介した“不滅口座”をやってみることをお勧めします。

 

不滅口座については

【不滅口座】自己愛が爆上がりする〇〇の習慣とは?

という記事、もしくは

【不滅口座】セルフイメージ、自己愛が爆上がりする“ある習慣”とは?

という動画をご覧下さい。

 

まあ偉そうにぺらぺら喋りましたけど、
これは僕も気をつけなきゃなと常日頃思っていることなんですよね。

ですので、これからも一緒に成長していく仲間として、
情報をシェアする意味で今日はお話しさせて頂きました。

 

自分の好きなことを仕事にして、十分な報酬を得る…

こんな幸せなことはないと私は思っています。

 

ぜひ、皆でそんな幸せな生き方をしていきましょうね。

 

最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。

素敵なムカデライフを。

 

※今回の記事はYouTubeにある

あなたの商品を安売りしてはいけない理由とは?【好きなことで、生きていく】

という動画の内容をブログ記事にしたものです。

 

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