竜ヶ崎・自然農の会(2019.01.22)

『メンター(師匠)と同じくらい大切な“〇〇〇〇”の存在』

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昨日1月22日(火)は竜ヶ崎・自然農の会。

白菜、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、
大根、人参、水菜、小松菜、かき菜、山東菜

…などなど色々採れました。

ところで1枚目の写真のように赤カブの周りには
牧草っぽい冬草が生い茂っているのですが、
どうやらそれのおかげで赤カブが霜から守られていたっぽいです。

(ちなみに草があまり生えていない場所にあったカブは、
地上部が凍ったり溶けたりするうちにグズグズになっていました)

多くの人は“草は邪魔者”と信じています。

確かに野菜が幼い頃は成長を阻害することもあるので、
その場合は鎌で刈ってやります。

ですが野菜が育ちきって以降は、
むしろ周りに草が生えていた方が良い場合もあるのです。

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今回のように霜よけの効果以外にも、
野菜の周りの環境を物理的、化学的、生物的に
豊かにしてくれることが多いです。

「草に栄養を取られて野菜が育たないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに草を一掃してしまった方が、
野菜に栄養が集中するのは間違いありません。

ですが、多様な草や虫が
お互いに食べたり食べられたりすることで野菜の養分が
勝手に供給される“めぐり”が生まれます。

草を一掃したり、あるいは土を耕してしまうのは
その“めぐり”を絶ってしまうことになるのです。

ですから耕している畑では
肥料を遣り続けなければならないのですね。

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また他の草との、あるいは同じ野菜同士での“競争”が
成長を早めてくれる場合も多いです。

たとえば、
「間引きって何のためにするの?
最初から離して一粒ずつ播けばいいじゃん。」

って思いません?

これ、実は厚めに播いて間引きしながら育てるより
案外大きくならないからなのです。
(発芽率へのリスクヘッジという理由もありますが)

前にも言いましたが、自然界において
「生かし合い=殺し合い」です。

あまり混み合っているとヒョロガリに
育ってしまう場合もありますが、
ライバルとの程よい距離感は
お互いを高め合ってくれるものでもあるのです。

そう考えれば争いが必ずしも
ネガティブなものとは言えないのですよね。

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自己啓発や自己改善の分野では、

「自分の欲しい結果を手に入れている
メンター(師匠)を見つけましょう!」

とよく言われています。

それと同じくらい、自分を高めてくれる要素として
“ライバルの存在”って大切なんじゃないかなと
自然農の畑を見ていて思います。

マンガやアニメでも、強大な敵が現れた時に
最大のライバルと共闘する展開なんかは激アツじゃないですか。

冒頭で出てきた霜から赤カブを守っていた草も
きっとこんなセリフを言っていたことでしょう。

「勘違いするなよ。貴様を助けたわけじゃない。
貴様を倒すのはこの俺だからな!」