【イメージング&アファーメーション】潜在意識にインストールしたい“究極の観念”とは?

 

“潜在意識を書き換える”

 

何とも怪しい響きですよね(笑)

前回はそのマインド編をお送り致しましたが、今回からは実践編です。
とは言え、ご紹介するメソッド自体は有名なものばかりなので、
ご存知の方も多いかもしれませんね。

 

しかしながら、以前も何かの記事の時にお伝えしましたが、
発信者が違えば切り口や言葉も違うものです。

あなたにとって新たな発見があるかもしれませんので、
「知ってるからいいや」とならずに、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。

 

ちなみに予告したメソッドは
①イメージング
②アファーメーション
③環境を変える(住環境、仕事、付き合う人、物、情報など)
④ホ・オポノポノ

ですが、今回はそのうち
①イメージング
②アファーメーション

の2つを私なりにご紹介しますね。
については次回以降)

では早速参りましょう。

 


イメージング


これはとても分かりやすいですね。
理想の自分、理想の状況をイメージするってことです。

完全に頭の中だけで行っても良いですし、
イメージに近い写真などを部屋の壁やPCのデスクトップなど、
常に目に見えるところに貼っておくのも効果的です。

 

ポイントは“叶ったつもりになる”ってことです。

ですから根っから「ありえねーわ」と思ってしまうような
非現実的なイメージはあまり適切とは言えません。

 

何度も言うように観念(自分が本当に信じていること)しか現実化はしませんからね。

 

そして肝はやはり感情というセンサーですね。
想像してワクワクするようなイメージが、観念的にも有効です。

今の自分とかけ離れすぎていて、あるいは逆に変にリアルすぎて、
イメージするだけで辛くなってしまうものはやめておいた方が良いかもしれません
(今の自分がどれだけそのイメージに近付いたかを測るためであればOK)

 

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イメージングを助ける“夢ノート”
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なかなかイメージングの取っ掛かりが得られないという場合には
ノートにひたすら欲しいものなりたい自分をリストアップして、
一度“見える化”するのも効果的です(夢ノート)

ちなみにこの段階では一人ブレインストーミングの段階なので、
あまり細かいことや世間体などは気にせずに、
がめついことでもエッチなことでも心に浮かんだなら正直に書きましょう(笑)。

 

コツは断定形で書くということです。

例)
× “〜したい”、“〜だと思う”
○ “〜する”、“〜である”

 

また、肯定形を用いること。

これは私達の潜在意識は否定形を認識できないと言われているからです。

 

脳の働きでもイメージなどを司る右脳は、言語や論理を扱えないとのこと。

たとえば「お金に困らない」という言葉から、
左脳は論理的に「十分なお金」を導きだしますが、
右脳は“お金に困る”の部分しか認識できないんですよ。

 

そうするとね、全力で探すんですよ。
“お金に困る”状況を。

だから身の回りに“お金に困る”状況”ばかりを引き寄せる、
結果として貧乏になる…となるんじゃないかと。

 

あ、ちなみに“十分なお金”という曖昧な表現よりは
“純利益で年間1,000万円”などのように具体的な方がいいですね。

 

さらに最後は必ず、
「ありがとうございます。すべて叶いました。」
で締めくくる、という方もいます。
(私もそうしています)

 

その後、ワクワクするかどうかなどを基準にどれをイメージするかを取捨選択しても良いですし、
特に見返さずに“書いて忘れる”というのでも良いです。

 

実はこの“書いて忘れる”というのは目標達成や願望実現にとってかなり良い場合があるんです。
繰り返しになりますが、ポイントは“叶ったつもりになる”ってことです。

だって、もうすでに叶っていることって特に“欲しい”って思いませんよね?
叶ったつもりになるってことは、言い換えれば“欲しい”って気持ちを手放すってことです。

 

“欲しい”という気持ち、すなわち不足感欠乏感にフォーカスしてしまうのは、
“今はそれがない”という観念があるからです。

であれば“それがない”を証明するようなことしか現実化しないんですよ。

 

そして前回もお伝えした通り、正確には“それ”があろうがなかろうが関係ないんです。
なぜならそれは自分の感じ方だけの問題だから

 

つまりイメージする状況も、夢ノートに書いたことも
ぶっちゃけその通りになるかはどっちでもいいんです。

それらを糸口にして、自分が“充足感”を感じることが肝なんです。

 


アファーメーション


イメージングや夢ノートと共通する部分も多いのですが、
こちらは“言葉に出して言う”というものです。

 

理想の自分について、

「私は〇〇だ」

と言葉に出すことで潜在意識に働きかけるわけですね。

(この際、鏡に映った自分に向かって行うのも効果的です)

 

アファーメーションの構文を作るコツは、
「私は〜」「僕は〜」のように一人称を用いること

ここで働きかけられるのはあくまでも自分の潜在意識だけです。
ですので他人のこと、たとえば「彼は私を愛している」などはNG。

 

そして、やはり肯定形断定形を用いること。
あとなるべく具体的な表現を用いること。
(理由はイメージングや夢ノートと同じですね)

 

アファーメーションも“こうなりたい”という気持ちを手放すことが目的と言っていいでしょう。

ただし、毎回言葉にする度にワクワクは感じなくてもいいかもしれません。
(構文を作るときはワクワクするものの方が良いでしょう)

たとえばあなたが太郎さんという日本人だったとして、

「私は太郎である」
「私は日本人である」

と言葉にするとき、“太郎になりたい”とか“日本人になりたい”とは思っていませんよね?
だってそれは当たり前のことだから。

 

それと同じように感情が動かなくなるまで「私は〇〇だ」唱えることで、
自分が“〇〇”であることを当たり前にする。
(もちろん唱えている時点では〇〇という理想状態である必要はありません)

 

繰り返しになりますが、これも〇〇”に実際になれるかどうかはどちらでもいいんです。
不足感を手放すこと、すなわち充足感を得ること、が目的です。

 


唯一つ自分の中にインストールしたい観念、それは…


いかがでしたか?

前回も述べましたが、私達の潜在意識は、
“過去の記憶から形成された観念、癖、習慣”
によって構成されています。

 

イメージングやアファーメーションは言うなれば
スポーツ選手が行うイメージトレーニングみたいなものです。

私達の脳はある動作をイメージするとき、
その動作を実際に行っている時と同じように反応する
ということが分かっています。

つまり、“頭の中で”経験することで新たな観念の形成を促すわけですね。

 

ただし、この新たな観念というものは自分が描いた理想状態の通り…とは限りません。

というか、しつこいようですがその“欲しいもの”や“なりたい自分”については、
別にそれである必要はないし、実現するか否かもどうでもいいんです。

 

たったひとつ自分の中にインストールしたい観念、
それは究極のところ…

 

“今、私は充分、満たされている”

 

ってことなんですよね。

 

イメージングやアファーメーションはそれを刷り込むために、
自分の感情のセンサーが“安心、根拠のない自信、穏やかな幸せ、静かなワクワク”
などを示す“物”や“行為”、“状況”などを出しにしているに過ぎません。

 

ですので決して物や行為、状況などの表面的な部分に囚われることなく、
ご自身の人生を本質的に良くするために、うまく活用してみて下さいね。

 

次回は上記も踏まえた上で、
③環境を変える(住環境、仕事、付き合う人、物、情報など)
という潜在意識の書き換え方法をお伝えしますね。

 

次回はこちら:
【コンフォートゾーンを拡げる】“ありのまま”と“今のまま”は違う

 

最後までご覧頂きありがとうございます。

素敵なムカデライフを。

 

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