【ホ・オポノポノ(後編)】大切なのは“すでにある自己愛”を育むという視点

 

ちわ。中津です。

前回に引き続き、ホ・オポノポノの解説でおま。

未読の方はこちら:
【ホ・オポノポノ(前編)】すべての現実は〇〇が引き起こしている

 

今回は予告通り、

  • 潜在意識の中の記憶を消去しインスピレーションを得るプロセス
  • ホ・オポノポノにおける潜在意識のクリーニングツール

についてご紹介します。

 


記憶を消去しインスピレーションを得るプロセス


セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノにおける、
潜在意識の記憶をクリーニングし、神聖なる知能からインスピレーションを得て、
自分本来の生き方を取り戻すプロセスは以下のようになっています。

(参考文献:みんなが幸せになるホ・オポノポノ

顕在意識から潜在意識の記憶(インナーチャイルド)を慈しみ、記憶を変換に導く(“願い”

顕在意識から働きかけた“願い”が、潜在意識から超意識に上っていく

超意識が潜在意識から上がってきた“願い”を整えて神聖なる知能に上げる

神聖なる知能が超意識から上がってきた“願い”を受け入れ、マナが超意識、顕在意識を経由して降りてきて、潜在意識の記憶をクリーニングする

潜在意識の記憶がクリーニングされたら、神聖なる知能から、超意識、顕在意識を経由して潜在意識にインスピレーションが降りてくる

 

インスピレーションが降りてくると、
“知らず知らずのうちに”本来あるべき生き方をするようになります。

“知らず知らずのうちに”とはつまり、
「あれをした方がいい」とか「これはやめた方がいい」
といった思考に基づくものではなく、
“気が付いたらそうしている”といった類のことですね。

これぞまさに自分の“Be”、あるいは自分の中の“観念”が変化したという状態です。

 

ちなみにマナ(Mana)とはハワイの言葉で“神様が持つ力”

で、これが洗剤とタワシのようにこびりついた記憶をキレイにしてくれる
ということみたいですね。

 

例えるなら窓ガラスを掃除するような感覚でしょうか?
窓ガラスの汚れが記憶、日光がインスピレーション。

窓ガラスがゲロまみれだと日光が十分に部屋に射し込んできてくれませんよね。
キレイに掃除してあげればお部屋が明るくなり、気分もよくなります。

 

そのためには顕在意識、潜在意識、超意識が三位一体になっていることが重要とのこと。
そうでないと神聖なる知能にアクセスできないのです。
(ちなみに超意識は常に神聖なる知能と共鳴している)

 

で、三位一体になるためにはインナーチャイルドに愛の言葉をかけて慈しんであげる
ということが必要なのですね。

 


潜在意識のクリーニング方法


前置きが長くなりましたが、いよいよ具体的な潜在意識のクリーニング方法です。
と言っても拍子抜けするくらい簡単です。

先に述べた通り、自身のインナーチャイルド(潜在意識の記憶)
に愛の言葉をかけて慈しんであげる、ということです。

顕在意識は母のような存在だと言いましたね。

母が子を慈しむように、自分のインナーチャイルドを愛して、
そのすべてを受け入れてあげて下さい。

 

具体的には次の4つの言葉(マントラ)を心の中で唱えます。

  • ありがとう(Thank you.)
  • ごめんなさい(I’m sorry.)
  • 許してください(Please forgive me.)
  • 愛しています(I love you.)

 

もっと簡単にする場合は、
“ありがとう”“愛しています”だけでも大丈夫とのこと。
(これらは4つすべての気持ちを含んでいるため)

私も最近は“愛してる”だけです。
(米米CLUBの同名曲に乗せて心の中でリピートしていますw)

 

実際やってみて思うのは、
4つ言おうとすると若干“思考”に偏ってしまう気がするんですよね。

「ありがとう、ごめんなさい、愛しています…
あ、“許してください”を忘れてた!
…え〜と、次は何だっけ?」

みたいに。

 

それよりは“愛してる”に絞った方が淡々と出来て
個人的には気に入っております。

 

“淡々とやる”

 

これがポイントです。
クリーニング。掃除ですからね。

 

必要以上に気持ちを込める必要はありません。

そうかと言って「アリガトウゴメンユルシテアイシテルアリガトウゴメンユルシテアイシテル…」
雑にやるのもオススメしません

四角い部屋を丸く掃くみたいで、キレイにならない気がするんですよね。

そうではなく丁寧に、確実に、淡々と
ゴミを取り除くイメージで行った方が私の体感的には良い気がします。

 


大切なのは“すでにある自己愛”を育むという視点


普段から潜在意識をクリーニングしておくに越したことはありませんが、
たとえば誰かに嫌な事をされたり言われたりした時にも、この方法はかなり心を軽くしてくれます。

「え?そんな嫌な奴に対して“ありがとう”なんて思えないよ!」

となるかもしれませんが、
誤解のないように述べておきたいのは、別にその目の前の相手に対して、
“ありがとう”、“ごめんなさい”、“許してください”、“愛しています”
と言っているわけではないのです。

そんな目に遭わせてしまった自分自身
言いたい事を言えずに鬱憤が溜まっている自分自身
本当は傷ついて泣いている自分自身、に向かって、
言葉をかけて慈しんであげるのです。

 

ですから、「クソッタレ!」と瞬間的に思った時も、

「ハッ!こんな事を考えちゃいけない!」

などと自分の感情を否定しないことです。

 

そうではなく、

「そうだね、そうだよね。大丈夫、分かるよ〜。愛してる。」

という風に、ちゃんとその声を受け止めてあげて下さい

 

そうでないとあなたのインナーチャイルドは拗ねてしまいますからね。

…というか、おそらく多くの人のインナーチャイルドはもうすでに拗ねているのです。

 

だって、これまで育ってくる過程で
何回、他人の意見を自分の心の声より優先させてきましたか?

 

それが多ければ多いほど、あなたのインナーチャイルドは

「ちぇっ…なんだよ。どうせ俺なんか…」

という無価値観に囚われてしまっているのです。

 

インナーチャイルド(潜在意識)別人格などではありません

先程も説明したように、顕在意識、超意識、神聖なる知能と一体となっての、
セルフアイデンティティ、すなわちあなた自身なのです。

 

ですからインナーチャイルドが拗ねてしまっている人は
例外なく自己愛が低いと言えます。

 

自己愛というと「ナルシストかよ」と思うかもしれませんが
私はナルシストの自己愛は低いと考えています。

そういう人達は“自分を周囲に認めてもらいたい願望”が強い気がします。
つまり自分で自分を愛せていないから、他者からの承認を求めるのです。

 

でも、まず自分が自分を愛してあげない限り、
愛されているという実感を得られることはありえません

 

その辺りを踏まえて実践するのであれば、ホ・オポノポノは有効な手段です。

 

ちなみにホ・オポノポノのクリーニングツールには言葉を唱える以外にも
“ブルーソーラー・ウォーター”や“ボトルパーム”などの“物”を使ったタイプもあります。

諸事情により、ここでは割愛しますが、
興味がある人はググってみるか、ヒューレン氏の

みんなが幸せになるホ・オポノポノ

という書籍を読んでみて下さいませ。

 

ただし、ホ・オポノポノも“自己愛を高めるための方法のひとつ”
くらいに捉えて実践することをおすすめします。

「これさえやれば、私は自分を愛せるはずだ!」

などと、メソッドに溺れることだけはしないで下さい。
しつこいようですがDo(思考や行動)にフォーカスしても人生は変わりません。

 

忘れないで頂きたいのは、
自己愛は多かれ少なかれ誰にでも“すでにある”のです。

たぶん、この記事を読んで下さっている時点で
あなたの潜在的な自己愛はかなり高いはずです。

その“すでにある自己愛”を育むことが大切なのです。

 


まとめ


ということで、

  • 潜在意識の中の記憶を消去しインスピレーションを得るプロセス
  • ホ・オポノポノにおける潜在意識のクリーニングツール

についてお話をさせて頂きました。

 

最後に、大切な事をもう一度…

このmomotaryでは、自己啓発やスピリチュアル、
その他諸々の知識などをシェアさせて頂いているわけですが、
そのどれもが、“真に自由な人生を送るため”のものです。

 

自由とは“自分に従う”という意味です。

 

それはすなわち“自己愛を育むこと”に他なりません。

 

そして前回の
【ホ・オポノポノ(前編)】すべての現実は〇〇が引き起こしている

にてお話ししたように、
私達の潜在意識が奥深くで繋がっているとしたら、
あなたが幸せに生きる事は、世界中の人達が幸せに生きる事と同義なのです。

 

あなたが幸せに生きる事を躊躇する必要はありません。

 

世間からどんなレッテルを貼られようが、
あなたの内なる声がそう叫ぶのであれば、
それは宇宙全体から見ても進むべき方向です。

 

あなたも私もただ、その声に従えば良いのです。

 

その声(インスピレーション)をいつでも聞き取れるように、
常日頃から心のお掃除、欠かさないようにしましょうね。

 

次回は私のホ・オポノポノ体験記です。
【ホ・オポノポノ(体験記)】自己愛とは“自分を好きになること”ではない

 

最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。

素敵なムカデライフを。

 

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