応じ方は〇〇によって決まる【飯能で半農(2020.06.27)】

「自然農で家庭菜園をやってみたいのですが、
基本放ったらかしでいいんですか?」

みたいな事をよく聞かれるので、

今日は自然農の本質のひとつである、
“応じる”という事を
テーマにお話ししていきます。

 

自然農というと
草ボーボーとか放ったらかしとか
っていうイメージをお持ちの方も
いらっしゃるかもしれませんが、

実は要所要所で人間が手を貸す

すなわち

“状況に応じていく”

という事は必要になってきます。

 

そういう意味では
実は結構、繊細なんですよね。

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まあ基本的にはその野菜が

“自ら生きる力を邪魔しないようにする”

というのが自然農における
応じ方となります。

 

で、そのためには
その育てたい野菜だけを見ていると
かえってダメにしちゃう事も多くて、

天候その他の環境
周りの草
微生物などとの関係性、

それからそこに立つ自分自身の
目的、能力、状態などにも
うまく応じていく必要があるわけです。

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もちろんこれは
自然農に限った事じゃなく、
あらゆる農がそうなんですけどね。

 

ただし、“耕す”という事をしてしまうと
一時的に土が柔らかくなったり、

土の中に空気が入る事で
微生物によって一気に有機物の分解が進む、
すなわち養分が増えたりするので、

耕した直後は確かによく育つんですが、
いわゆる“亡骸の層”が壊れてしまうので、

以降は野菜の成長に必要な養分が
自動的に供給されるという状態では
なくなってしまうんですよね。

 

なので人間が養分を
与え続けなければならなくなる
という事になるわけです。

例えるなら
株とか不動産とかを全部現金化して
あるいはビジネスを売却して
経費に回す自営業者みたいな感じです。

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一方で自然農は
最低限のメンテナンスは必要ですが、

基本的には
草や虫、微生物たち、
さらにその活動の場であり、
糧でもある亡骸の層などが

自動で畑を耕してくれる
そして養分を供給してくれる

さらに虫や微生物の
食べたり食べられたりという
バランスによって

一部の虫や菌が爆発的に増えて
野菜をダメにするという事も
少なくなる

 

…などの
“仕組み”に働いてもらう
という感じなので、

ビジネスオーナー投資家
あり方に近いと思います。

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誤解のないように言っておくと、
僕は別に「だから耕す農法はダメだ」
と言いたいわけじゃなくてね、

応じ方というのは在り方
あるいは目的によって決まる

という事なんですね。

 

これは畑に限らず、
人生におけるあらゆる応じ方に
通じる事だと思います。

 

なので冒頭の

「自然農で家庭菜園をやってみたいのですが、
基本放ったらかしでいいんですか?」

という質問についても

まあ放ったらかしというのは
どうかと思うんですが、

そもそも

“放ったらかしにしたい理由”

があるのなら、

(たとえばなるべく時間や
労力をかけずに必要な作物を育てて、
あとは自分のやりたい事、
好きな事に従事したいから、など)

その理由や目的に沿ったやり方を
選択していけばいいわけなんで、

 

やっぱりまずは自分が

「どうありたいのか」
「どうしたいのか」

という在り方目的
見つめてみるというのが
大事なんじゃないかと思います。

(写真は6/27のもの)

 

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