どうも中津です。
8/27に畑のナスに
ある裏ワザ的な作業を行いました。
で、それをしながら
僕らの人生における
停滞を打破するのに必要な事
について思った事があったので、
ナスは育てていなくても
「何か最近マンネリ気味だな〜」
「もっとワクワクしたいな」
という方、
あるいは一見関係がないように
思うかもしれませんが、
「お金がなかなか貯まらない」
「他人に振り回されやすくて困ってる」
という方は、ぜひ最後まで
ご覧頂ければ幸いです。
そのナスの裏ワザとは?
はい、ではまずナスに何をしたのか
というところなんですけども、
これは“切り戻し”という作業になります。
この切り戻しというのは
何ぞやというところですが、
夏真っ盛りになると
なり疲れといって
ナスが実を着けにくくなったり
着いてもスカスカの実に
なっちゃったりするので
こんな感じで
枝を少し切り詰めてやるんですね。
(写真2〜4枚目)
そうすると
新しい枝がまた出てきて
秋頃にまた実を着けてくれる、
いわゆる秋ナスが収穫できる
というものです。
本来は8月上旬〜半ばにやるので
ちょっと遅いんですけど
過去にも同じ時期にやって
それなりにうまくいったので
まあ大丈夫じゃないかと。笑
やり方は色々あると思いますが、
今回、僕はシンプルに、
それぞれの枝の長さの
半分〜一番短くて3分の1くらいまで
切り詰めました。
ちなみになるべく新芽のところ、
新しい葉が出かけているところ
の直前で切り落としました。
残った枝の先端に
新芽があるような感じですね。
また、この時点で着いている
実や花は摘んじゃいました。
栄養を新しい枝や葉を出すことに
集中してもらいたいんでね。
で、枝だけを切ると
根とのバランスが悪くなって
根に腐りが出るらしいので
スコップを使って
根も少し切り詰めます。
直径30cm前後のところに
スコップを入れていく感じで。
で、最後にちょっと補い
(今回は油かす)をして、
さらに刈った草を厚めに
株元に敷いて完了です。
これで少し様子を見たいと思います。
◎およそ1ヶ月後の姿(写真1枚目):
↑
新しい葉が出てきていますね。
成長に必要なものだけど…
まあこれはやらなくても
秋口まで勢いが衰えない
場合もあるんですが、
うちのナスは8月に入ってから
旱魃の影響もあって、
ちょっと元気がなく、
そのままだったら
ジリ貧になる気がしたので
現状を打破できる可能性に賭けて
やってみたという感じですね。
まあせっかく伸びた
枝や根を切るのはちょっと
勇気がいりますけどね。
だってナスにとって
枝葉や根って本来、
成長に必要なものじゃないですか。
でも場合によってはそれが
いまいち役に立たないばかりか
停滞を生む事がありうる、
という事ですよね。
なので
あえてそれらを切り落とす事で
新しい枝葉や根を出させるスイッチ
を入れ、
そこに力を集中させる事で
むしろ成長が促進する
という事ですね。
それ、手放しちゃえば?
で、これをやっていて思ったんです。
僕らの人生においても
一見“必要そうなもの”によって
停滞を生んでしまっている
という事ってあるんじゃないかなと。
いや、本当に必要なもの
ならいいんですよ?
でも
“そのうち役に立つかも”とか
“いつか使うかも”みたいな理由で
結局使わない、
あるいは使えないのに
持ち続けているモノ、人脈、資格、
もしくは受け続けているサービス
とかってないですかね?
しかもそこに
そこそこ自分のリソース、
まぁお金や時間、エネルギー、
あとはスペースなんかを
割いているものですね。
で、使わない、あるいは
イマイチ活かせていないって事は
言わばそのリソースは
無駄になっちゃってる
わけじゃないですか。
だったらいっそ
それは手放しちゃった方が
自分のお金とか、エネルギーとか
がきちんと手元に残るので、
いざという時に
自分に本当に必要なものに
使えるようになるんじゃないか
という事ですね。
まあそもそもね、
“そのうち役に立つかも”とか
“いつか使うかも”っていうのは
ちょっと動機が不純というか…
どこか他人とか世間の
顔色を窺うような感じで、
自分が本当に価値を
置いている事とは違うのでは?
と思うんですね。
ですからそれを手放す事は
ある意味では
他人に振り回される人生に
オサラバして、
自分を生きるスイッチを
入れる事にもなるんじゃないか
と思います。
まあ実は僕も最近、
「やらなきゃやらなきゃ」
と思いつつ、
2年くらい放置していた
メルマガスタンドを
解約しちゃいました。
あとは更新時期が来た資格。
取った当時と比べて
それに対する知的好奇心が
下がっていたので、
「更新しない!」と決めました。
いやー軽くなりましたね。
まあこんな事言ってても
半年後くらいに、
「メルマガ始めました!」
「またその資格取りました!」
ってなるかもしれませんよ?
それはわかりませんけど、
少なくとも今は必要ないと
判断したんでね。
まあここでもしかしたら
僕が普段、長期的に考えるとか
全体を見るとか言っているのと
矛盾するように感じる
かもしれませんけど…
長期的に考えるというのは
“今”をないがしろにする
という事ではないし
全体を見るというのは
“ここ”から目を背ける
という事ではないですよね?
むしろ、
今ここに意識を集中する事
でしか
長期的に考えたり、
全体を見たりはできない
まであると思います。
手放すだけじゃなくて…
そんなわけで僕の
手放したら軽くなったよ〜
という話をしたわけですが、
そういった
“そのうち役に立つかも”とか
“いつか使うかも”というものを
今、手放すだけでなく
今後もそういう動機で
モノ、人脈、資格、サービスなどに
自分のリソースを投じない
という事も
大切だと思います。
もちろん使うか使わないか
活かせるか活かせないかは
やってみないと分からない
面もありますので、
とりあえず買ってみるとか
やってみるとかってのは
良いと思いますが…
その際にも
他人に勧められたから
とか
世間にウケが良さそうだから
とかよりはやはり
自分自身に聞いてみる
それも
自分の行動に聞いてみる
というのが間違いがなくて
いいんじゃないかと思います。
たとえばモノだったら
しょっちゅうそれを使っているとか
誰に言われずとも
自らそれをやってしまうとか
そういった水が高いところから
低いところに流れるように
自然にやってしまう事、
つい身の回りに置いてしまうモノ、
とかですね。
それこそが
真に自分が高い価値を
置いている物事なんでね。
で、そこにいわゆる
自分の才能ってものが
あるわけですね。
自分の才能に沿った生き方
をしている時ってのは、
めっちゃ面白くて
ハマっているゲームの
難しいステージとか
強いボスに挑む時みたいに
誰に言われるでもなく
自主的に“試練”を求めてしまう
ものなんですよね。
ですから飽きるという事がないし、
どんどん成長する事ができると
いうわけですね。
現状維持は〇〇の始まり
逆に自分の才能の範囲外、
すなわち
自分が価値を置いていない事、
たとえば他人の価値観とか
社会的な理想とかね、
そういったものに沿って
生きている時は
人間は先に述べたような
“試練”を避けたがるものです。
まあ今だから言いますけど
僕もサラリーマンを辞める
ちょっと前なんかは
「出来るだけ何も起きてくれるな!」
と思いながら
毎日過ごしていましたからね。
出来るだけ現状維持!って感じで。
でもよく聞きません?
現状維持をしようとした瞬間、
衰退が始まるって。
それもあってか
実は辞める直前くらいの時期が
一番クレームが多かったですね(汗)。
そしてさっきの
自分が高い価値を置いている事
に沿って生きている時と違って、
内からのエネルギーが湧いてこない
なので問題が起きた際に
解決する気が起きませんでしたね。
それこそ
「これが終わったらビール」
みたいな目の前にぶら下げたニンジン、
いわゆるモチベーションを
無理やりにでも用意しないと
動けないって感じでした。
もちろんね、
この世界は相互作用しながら
一体となっての営みという事で、
リンクしていないものの方が
珍しいくらいなんで
価値がないと思っている物事も
実は自分の才能にリンクしていて、
単にその繋がりが見えていないだけ
という場合はあるんですが…
リサイクルしなければ
資源として使えないものよりは
すぐに使える資源の方が
楽じゃないですか。
それと同じで、
自分が“わかりやすく”
高い価値を置いている
物事に沿って生きる方が
スムーズだと思いますので、
やはりそれにそぐわない物事、
特に“そのうち役に立つかも”とか
“いつか使うかも”みたいなものは
手放しちゃった方が
自分らしい飽きない人生の
スイッチが入れやすく
なるんじゃないかと思います。
最後までご覧頂き、
ありがとうございます。
素敵なムカデライフを。
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