「もうダメだ」と感じた時は…ただ“◯る”【竜ヶ崎・自然農の会(2020.03.24】

3/24(火)は竜ヶ崎・自然農の会。

ネギ坊主、ブロッコリー、
ホウレンソウの収穫のほか、

エンドウの支柱作りや、
ホウレンソウ、レタス、
カブの種播き等を行いました。

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暖冬の影響か、まだ3月だというのに
ネギに坊主が着いてしまいました。

こうなると葉っぱはカスカスになり
あまり美味しくなくなってしまいます。

 

ですから多くの人は

「あ、もうダメだなこのネギは」

となります。

 

でも、実はこのネギ坊主、
食べられるんです。

花が咲いて種が出来てしまうと
流石に硬くてアレですが、

蕾の状態なら独特のほろほろ感と
ほんのりとしたネギの香りがして
なかなか美味なのです。

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何かが衰退したように感じる時、
同時に何かが成長しています

 

ネギも葉っぱや茎に蓄えた栄養を
坊主に回すからカスカスになりますが、
その分、坊主が充実します。

この時、葉っぱや茎だけを見ていると
ネガティブな感情を抱いてしまいます。

 

ですが、全体を見ていれば

「あ、そういう事ね」

バランスに気付き、
冷静でいられます。

 

さらに言えば

“今、食べられるものを得る”

という短期的な目標だけを持つのではなく、

 

“種を採って将来に備える”

という中長期的な目標があれば、
坊主が出来てくれるのは
必要不可欠な事なわけですね。

(むしろ出来なかったらヤバイ)

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今回のコロナ騒動でたくさんの

「もうダメだ」

と感じた瞬間があると思います。

 

そんな時は、

  • これによって何が成長、成熟しているか
    (内面的に得たもの、学んだ事でもいい)
  • それが起きた事によりどんな中長期的なメリットがあったか?
  • それが起きなかったらどんなデメリットがあったか?

 

これらを見てみる事です。

 

無理にポジティブな解釈を与える必要はありません。
お利口さんにならなくて結構です。

 

ただ、ありのままに、
現実だけを見る

 

ただ、見る。

 

必要なのはそれだけ。

それだけです。