どうも中津です。
例によってご報告が大変遅くなりましたが、
3/30(土)、31(日)の2日間でDr.ディマティーニの
「バリュー・ファクター・トレーニングプログラム I(VFTP I)」
という研修に参加してきました。
ちなみに今年の12月に行われるVFTP IIとセット受講することで、
このバリュー・ファクターというメソッドを使って他者を指導する資格が取得できます。
初めてこのサイトに来た方は
「そもそもバリュー・ファクターとはなんぞやねん」
という感じだと思いますので簡単に説明すると…
僕たちは一人一人が固有の“価値の序列”、
要するに“何に価値を置いているか”
の優先順位、ランキングを内に持っています。
ランキングの最高位の価値観に沿って生きる時、
もはや“偏向的”とも言うべき注意力や最大の集中力、
インスピレーションがもたらされ、
それをするのにモチベーションや危機感は必要ありません。
そして自らを成長させるような試練を
自ら求めるようになります。
逆にランキングの下位の価値観に沿って生きる時、
注意散漫、集中力不足、そしてひらめきも湧かず、
外部からの動機付け等がなければ
それをすることは出来ません。
そして試練を避け、サポートばかりを求めるようになります。
あなたはどうですか?
ご自身が
- 誰に言われずとも気が付くとやっている事
- やるべきだと分かっちゃいるけど出来ない事
を思い返してみて、お心当たりはありませんか?
でね、もしもこの価値観に関する知恵を
マスターする事が出来たなら…
多くの方が心の底から望んでやまない事であり、
このmomotaryというサイトのモットーでもある、
“本来の姿、ありのままの自分で生きる”
という事が可能になると思いませんか?
僕らは自分自身や他人のことをブラックボックス化しがちです。
ですがこの「何に価値を置いているか」が分かれば、
自分自身の行動についても、また他者の行動についても
理解できないことがなくなる、と言っても過言ではありません。
さらにそれらに配慮することで、自他共に
より円滑に物事を進めていくことが可能になり、
ひいては人生のマスターにまた一歩近付ける、というわけです。
そして、この価値観に関する知恵を体系化したものが
このバリュー・ファクターというメソッドなのです。
というわけで、
今回はそのVFTP Iという研修で学んだことのシェアをしたいと思います。
ただし、冒頭にも述べたように、
現時点では僕は他者を指導するライセンスがない立場なので、
あまりコアな話までは踏み込めないんですね。
その点はあらかじめご了承下さいませ。
しかしながら、求める人には今回の記事だけでも
必ず何か響くものがあるはずなので、
ぜひとも最後までお付き合い下さいませ。
あなたの運命を決めているもの、それは…
早速ですが、タイトル回収といきたいと思います。
あなたの運命を決めているもの、それは…
あなたの“欠落感(voids)”です。
「え?そこは話の流れ的に“価値観”じゃねーのかよ!?」
と思われたそこのアナタ。
実は“価値観”も答えなのです。
なぜならあなたが最も“欠落”を感じること、
すなわちあなたが最も満たしたいと思う分野が
そのままあなたの“価値観”となっているからなんですね。
つまり、
あなたの価値観(欠落感)があなたの運命を決めている
と理解して頂いて間違いないと思います。
(理由は冒頭に述べた通り)
以前に書いた記事
【バリュー・ファクター】“好きなことで、生きていく”が結局一番効率がいい理由
にてご紹介した、
“バリュー・ディターミネーション(価値観の確定)”
のワークはやってみましたか?
まだの方や、今回初めてこのサイトに来た方は
ぜひ一度やってみる事をオススメ致します。
このワークによって先に述べた
あなたの“価値の序列”が明らかになります。
特に重要なのが上位3つの価値観です。
ここからはこのワークをやっているという前提で話を進めますので、
まだの方は一旦進むのをやめて、チャレンジしてみて下さい。
さて、その価値の序列をよ〜く見返してみて下さい。
そこに登場する分野に関して、
あなたは過去に強烈な欠落感を感じた記憶はありませんか?
しかも上位の価値観に関する分野ほど、
その度合いは強いのではないでしょうか?
いかがですか?
僕らはこれらの欠落を埋めたいが故に
その分野を探求してしまうものなんですね。
ですから意識するしないに関わらず、
それを象徴する物を身の回りに置いてしまうし、
それに関する情報を集めてしまうし、
それ自体、あるいはそれに関係ある行動をやってしまうんです。
しかもそれはやってもやっても満たされる事がないのです。
…というと何だか不幸そうに聞こえますが、
言い換えればそれは“飽きない”って事なんです。
飽きないから、どんどんチャレンジします。
そうやって他者から見れば尋常じゃないレベルまで到達しているわけです。
これがつまり、その人の“天才性”です。
僕たち一人ひとりの最高の価値観と最大の欠落感は表裏一体なのです。
それって矛盾してない?
「ちょっと待って!」
「前に“不足感が現実化する”みたいなこと言ってなかったっけ?」
はい、Be,Do,Haveとか観念とか
潜在意識の書き換えとか引き寄せの法則とか
の記事でさんざん述べた話ですね。
おさらいしておきますと、僕らの内面は
観念→感情→思考→行動→結果
の順で現実化するので、
「僕には〇〇がない」
という観念を抱いていると、
脳の毛様体賦活系(RAS)という働きによって、
その“ない”状態を拡大させるような状況を無意識に探す、
あるいは引き寄せの法則的に言えば、
“ない”状態の波長のものを引き寄せちゃう、
それによって、
「ほらね、やっぱり僕には〇〇がないじゃないか」
という欠乏感、不足感を確認するような現実になっちゃうんだよ、
というお話でしたね。
参考記事:
- “Do”や“Have”よりも大事な“Be”の話
- 「思考は現実化する」では不完全!?正確には「〇〇は現実化する」!
- 【潜在意識の書き換え】これを知らなきゃ効果ゼロ!?絶対に心得ておくべきマインド
- 【イメージング&アファーメーション】潜在意識にインストールしたい“究極の観念”とは?
- 【コンフォートゾーンを拡げる】“ありのまま”と“今のまま”は違う
- 【ホ・オポノポノ(前編)】すべての現実は〇〇が引き起こしている
- 【ホ・オポノポノ(後編)】大切なのは“すでにある自己愛”を育むという視点
- 【ホ・オポノポノ(体験記)】自己愛とは“自分を好きになること”ではない
- “引き寄せの法則”はドラゴンボールではない
(多いな〜汗)
この観念(認識)からくる感情の一種である欠乏感、不足感と、
僕達の価値観の裏返しになっている欠落感とは何が違うのか?
言葉が似ているのでややこしいですよね。
これは僕にとっても謎でした。
前者の、観念(認識)の偏りによって抱いている、
欠乏感や不足感といったネガティブな感情であれば、
ディマティーニメソッド(DM)を施すことで中和が可能です。
※「DMって何?」って方は以下の記事が参考になります
- 【ディマティーニメソッド 】悟りや愛を科学する究極の自己変革メソッドとは?
- 【ディマティーニメソッド 】自己洗脳は今すぐやめろ!真のマインドフルネスとは〇〇である
- 【ディマティーニメソッド】他の誰でもない、あなた自身が“行きたい場所に行く”ために
- 【ディマティーニメソッド 】あの口論が実は“〇〇〇〇”だった件(セッション体験記)
ですが、ここで1つの疑問が生じます。
DMによって偏った観念(認識)が中和された時…
僕らの価値観は変化してしまうのでしょうか?
セミナーでこの事に関して質問をした結果、
答えは「変わらない」との事でした。
つまり、観念(認識)の偏りによる欠乏感と
僕達の価値観の裏返しになっている欠落感は別物という事になります。
以下のような感じに捉えていいと思います。
①観念(あるいは認識)の偏りによる欠乏感、不足感:
・後天的
・経験や記憶、社会的理想などによる
・DMによって中和可能
②僕達の価値観の裏返しになっている欠落感:
・先天的
・経験や記憶、社会的理想などによらない
・DMをかけても変わらない
①についてはきっと生まれたばかりの赤ん坊にはないものですよね。
成長していく過程で色んな経験をし、親からの躾や学校教育、
または社会常識や他者との比較などに影響を受ける中で
後天的に形成されていったものなんじゃないかと思います。
ですからDMによって中和が可能なんですね。
(あるいは人によっては瞑想やホ・オポノポノなどでも
その観念の発見やクリーニングが出来る場合も)
一方で、今回のテーマでもある②については
僕らの声紋や指紋のようにその人特有のものだと言います。
つまり、僕らの身体の形が一人ひとり違うように、
持って生まれた“脳の形(魂の形?)”とでも言うべきものです。
もちろん、成長や老化、あるいは事故や病気によって
僕らの身体の形が変わることがあるように、
この②、そしてその裏返しである僕らの価値観も変化することはあるようです。
ですが、①と違って親からの躾や学校教育、
または社会常識や他者との比較、その他諸々の
外的要因によって形成されるものではない、という事です。
さっき、あなたの価値の序列の上位の価値観に関して、
過去に強烈な欠落感を感じたことはありませんか?と聞きましたね。
これはつまり、
その欠落感を感じる出来事があったから、
その価値観の優先度が高くなったわけではなく、
その価値観の優先度がもともと高かったから、
その分野に関しては満足できなかった(飽くことがなかった)、
すなわち欠落感を感じたということになります。
①はネガティブなジャッジによる負の感情、
②は果てしない吸引力(ダ○ソンみたいですね笑)
とでも言い換えられるでしょうか。
ちょっとややこしい2つの概念ですが、
上記のような感じで理解して頂ければ幸いです。
感謝の涙が流れるまでやる
それを踏まえた上でもう一度、価値の序列と
過去に欠落感を感じた瞬間を照らし合わせて見てみましょう。
ちなみに僕は
「フィジカル、メンタル、そしてフィットネスにおける
健全さ、豊かさ、力強さを高めること」
というのがトップの価値観に出てきました。
確かに自然農をやっているのも、
歌を書いたり歌ったりしているのも、
Dr.ディマティーニの教えを学んでいるのも、
身体を鍛えているのも、冷えとり靴下を履いているのも
その他の自己啓発やスピリチュアルをかじっているのも…
ぜーんぶ誰に言われずともその価値観を満たすため、
自ら進んでやっていることですからね。
そして…
これを洗い出す過程で、幼い頃のイジメに遭った記憶、
足が遅かった記憶、スポーツで活躍できなかった記憶、
学生時代に異性に相手にされなかった記憶などなど、
多くの欠落感を抱いた瞬間が浮かんできました。
DM関連の記事を読んでくれている方は
イメージがつくかもしれませんが、
この欠落感が自分の天才性とリンクしていると
確信した瞬間、感謝の涙が浮かんできました。
マイナスとプラスが中和される感覚です。
そこに“秩序”を確信した時、
人は感謝の涙を流してしまうものなのです。
ですから、
バリュー・ディターミネーションのワークは
ぜひとも涙が流れるまでやってみて下さい。
過去の出来事を棚卸しして、
感じた欠落感が大きい順にランキングを作り、
それと価値の序列を照らし合わせてみて下さい。
きっと感謝の涙が流れるはずです。
(感情の涙とは違います)
逆に言えば、そうならなければ間違っているか、
あるいはふわっとし過ぎて特定できていないという事です。
価値観を洗い出す時には、
具体的な行動レベルまで特定していく事がコツです。
もちろん、具体化しすぎて「これだけじゃないな」と感じたら、
他にも当てはまるものを挙げて共通点を探るなどの工夫は必要ですが…
肝心なのはDMの時と同じく、“確信感”です。
確信感こそが、あなたを本来あるべき場所に連れていってくれます。
曖昧で安易な答えで妥協せず、
確信感が得られるまでワークをやってみて下さいね。
バリュー・ファクターに興味が湧いた人にはコレ!
ちなみに今回僕が参加したVFTP Iという研修では
その人の運命を決めていると言っても過言ではない
この“価値の序列”を明らかにし、それに従うだけでなく、
その人自身が望む人生を生きるために必要とされる行動
(やりたくはないけれど必要な行動)をどのように促すか、
などを学びました。
会社組織の運営や、
親子、友達、恋人、夫婦などあらゆる人間関係に
応用が出来る素晴らしいメソッドである事を
あらためて実感できました。
実はこれらのワーク自体は
という書籍でも紹介されています。
気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。
2019年12月のVFTP IIを受講後は、
僕も堂々と皆さんに知恵のシェアが出来るようになりますので、
それはそれで楽しみにしていて頂ければと思います。
※2020年5月2日(土)追記
途轍もなく報告が遅れましたが、
2019年12月7日(土)、8日(日)で
「バリュー・ファクター・トレーニングプログラム II(VFTP II)」
を受講し、VFトレインド・ファシリテーターの資格を取得しました。
これによりあなたの価値観を特定し、
すなわちあなたの才能を探し、
それを人生に活かすお手伝いが
出来るようになりました。
(追記ここまで)
それでは最後までご覧下さり、誠にありがとうございます。
素敵なムカデライフを。