「若いうちはどんどん失敗しなさい」
ってアドバイスがあります。
まあ“若いうち”に限らず、
何か新しい挑戦をする人に向かって
親や上司や先輩が言いがちなアレですね。
僕は個人的にこの言葉には
ちょっと違和感を感じます。
いや、言わんとする事は分かるんですよ?
要は人は失敗から多くを学ぶのだから
恐れずに挑戦しなさいって事でしょう?
でもそれなら初めから
「どんどん挑戦しなさい」
って言えば良いし、
そもそもこれを言っている人は
本音のところでは失敗よりも
成功を求めてくるわけなんだから(苦笑)、
「どんどん成功しなさい」
って言えば良いじゃん。
…と思っちゃうんですよね。
「いや、その言い方だとまるで
“失敗してはいけない”みたいじゃないか」
「それでは失敗を恐れて保守的になる人や
成功した体裁を取り繕う人が増えてしまうよ」
…なるほど。一理ありますね。
だったら…という事で
ある時、僕は閃いちゃったのです。
そもそも失敗が存在しない、
成功しかない挑戦をすればいいじゃん!
ってね。笑
というわけで今回は、
絶対に“成功体験”が出来る挑戦
をご紹介いたします。
これであなたは
仕事で、人間関係で、趣味で、
その他、人生のありとあらゆるジャンルで
失敗を恐れず、
いやもっと正確に言えば
失敗を意識する事すらなく、
自動的に成功し続ける事
が出来るようになります。
嘘くせ〜( ゚д゚) 、ペッ
と思ったそこのあなた。
この記事を読み終わる頃には
今吐いた唾を舐めとっているでしょう。
(それはそれで引くけど)
「上手=成功」「下手=失敗」なのか?
成功と失敗。
僕らはどうしてもこの二元論で
自らをジャッジしてしまいがちです。
それもあって、
最近の自己啓発のトレンドは
軒並みこんな感じです。
「成功も失敗もないんだよ」
「それは自分の認識次第だよ」
「失敗と思っている出来事にも成功している事を見つけよう」
うん、それは大いに共感するし、
僕もおすすめしたいです。
でももう少し、
局所的、対処療法的に
考えるなら…
初めから“上手にやろう”とするから
- 上手=成功
- 下手=失敗
みたいに感じてしまって、
無駄に苦しいんじゃないでしょうか。
結果として、
苦しいのは嫌だ!
こんな嫌な思いをするくらいなら
何もしないでおこう!
同じやり方を続けよう!
成功を取り繕おう!
…みたいになるんじゃないでしょうか?
これなら必ず“成功”できる!
そこで最近の僕は、
何かを新たに始める時、
あるいは経験済みのものでも
もっと上達したいと思う時、
“慣れる事”
だけを意識するようにしています。
少しでも慣れる事ができたら成功。
脳に何らかの問題がない限り、
“慣れ”が起こらない人間なんていません。
これならどうしても
「成功 or 失敗」で考えてしまう人でも
必ず“成功”できます。
…
…ドヤ顔で言う事じゃないって?
まあ聞いてくださいよ。笑
そもそも先の基準にしていた
- 上手=成功
- 下手=失敗
っていうのは基本的に
他者との比較である事が多いですから、
上を見だしたらキリがないし、
下を見だしてもしょうがない、
つまり、アテにならない基準な気がします。
しかし“慣れ”は基本的に
他者と比べようがない。
自分が“慣れたかどうか”
しかないんですから。笑
アホみたいな屁理屈に
聞こえるかもしれませんが、
以上が
絶対に“成功体験”が出来る挑戦
です。
つまるところ、それは自由
これはまあ、言ってしまえば
“目標を小分けにしよう”
という話なんですけどね。
ぶっちゃけ上達のために必要な
物理的タスクはたいして変わらないんです。
あくまでこれは“意識”の話なんで。
でも
- 上手にやろう
- 上手になろう
この2者は微妙に違います。
後者には体裁を取り繕おうとする可能性も
それが不可能だった時に恥じる気持ち、
あるいはそれを恐れて行動しない選択も
特に起こり得ないはずです。
だから上手になろうとすれば良いし、
そのために慣れようとすれば良い、
そしてその“慣れ”の範囲、
いわゆるコンフォートゾーンを
少しずつ、でも確実に
拡げていけば良いわけです。
もちろん、
会社勤めの方や公務員の方などは、
上司や取引先に逆らえないんだよ〜
という場合もあると思うので、
目標設定を自由に出来ない、
というのも分かります。
でも、たとえそれが
蛸部屋並みに狭かったとしても
自由に出来る範囲は
誰にでも存在するはずです。
あるいは仕事以外の
プライベートな時間や空間においては
より自由に目標設定出来るはず。
その中で少しずつ少しずつ
やっていけばいいんですよ。
そもそもの話、
“慣れ”の範囲、すなわち
コンフォートゾーンを拡げる挑戦、
あるいは冒険と言えるものは
“自発的”である事が必須となります。
そして自発的な行動というのは
自らの価値観に沿っている行動です。
そういった意味では、
実は冒頭にあげたどんなアドバイスも
相手をコントロールする事
を目的としたものなら
効果は期待できない
…という事になります。
ですから僕が今日お話しした事も
あなたの価値観に沿っていたなら
自発的に受け入れてもらえばいいし、
「違うかな」と思ったら
自発的に無視してもらえばいい。
それは自由なんです。
というわけで、
まずは僕のアドバイスを
受け入れるか無視するか、
というところから、
自由というものに
“慣れ”てもらえれば、
すなわち…
“成功”してもらえれば幸いです。
最後までご覧頂き、
ありがとうございます。
素敵なムカデライフを。