【ワークアウト(前編)】筋肉とかいう利回り最高の資産

 

「いつからだろう…鏡を見るのが嫌になったのは」

 

あなたは自分の容姿劣等感を抱いていませんか?

ぽっこりしたお腹。垂れ下がったお尻。

男性なら胸板の薄さや、腕や脚の細さに、
女性ならぷよぷよした二の腕に…

 

“人は見た目じゃない”とよく聞きます。

 

ですがあなたが見た目を気にしているなら、

あるいは「見た目じゃない」と
自分自身に言い聞かせているだけなら

 

セルフイメージにとって大きなマイナスになります。

 

いつも言っていますが、
物質的(身体的)充実精神的充実不可分です。

真の充実は両面の充実を伴うものなのです。

 

ですから、
生まれつき変えられない部分は受け入れるにしても、

変えられる部分は変えていくというのも
本来の姿、ありのままの自分に立ち返る行為なのです。

 

そう、“ありのまま”“今のまま”は違うのです。

 

“変容していく事”こそが
僕らの“ありのままの姿”なのですから。

 

そして見た目を変えたり、整えたりする手段として
多くの人が髪型、ファッション、メイク等を挙げます。

 

もちろんそれも大事です。

 

ですが、それらを活かすためにも
まず初めに考えるべきは
その土台となる身体のシェイプです。

すなわち、筋肉の付き方です。

 

これは男女問わずそうです。

筋肉と聞くとシュワちゃんみたいな
ムッキムキのボディビルダーを思い浮かべるかもしれませんが…

たとえそこまでいかない、
「ちょっといい身体になりたい」くらいの人でも
意識すべきは筋肉なんです。

 

なぜなら身体において、
ある程度自由に形を変えられるのは
(髪型を除けば)筋肉によってのみ
だからです。

 

だってそうでしょう?

 

骨格を変えられますか?

…そうそう変えられませんね。

 

脂肪の付く位置を変えられますか?

…全体の脂肪量はダイエットによって変えられても
脂肪の付く部位までコントロールするのは難しいですよね。
(脇の下の脂肪を胸に流す的な話はありますが)

 

もちろん美容整形や脂肪吸引などの方法はありますが、
そこまで大掛かりな事をせずにシェイプアップが出来るのは
唯一、筋肉だけなのです。

 

ここが整っていれば、服装なんて
それこそTシャツとジーンズだけで十分様になります。
なっちゃいます。笑

 

「でも、それって筋トレしなきゃいけないって事でしょ?」

「そんなストイックな行為、辛いし、続かないよ」

「それに別にムキムキになりたいわけじゃないんだ」

 

いや〜分かりますよ。その気持ち。

僕も本格的に身体を鍛え始めるまではそう思っていました。
(ムキムキにはなりたかったけど笑)

 

ですが、それは筋肉を付けるための
いくつかの絶対に外してはいけない条件
知らないだけだったのです。

それを踏まえれば、
実はワークアウト(いわゆる筋トレ)
ストイックとは無縁、むしろ快楽になります。

おかげで3日坊主だったこの僕が、
かれこれ4年間継続できています。

 

さらにランニングなどの有酸素運動と比べて、
圧倒的に短時間で済み、なおかつ脂肪燃焼効果も高く
その上、効果が持続します。

 

そして上達すれば
まるでオーダーメイドの服のように
自分の身体のシェイプを好きなように
カスタマイズできるようになります

 

つまり、ボディメイクは

楽しい事をして、心身共に健康になれて、
容姿までよくなっちゃって、

時間も作れるようになって、
その分、仕事や趣味も捗っちゃって、

外見だけでなく内面も輝いちゃって
異性・同性問わずモテまくっちゃう(かもしれない)

 

…という、
“やらなきゃ損”まである行為なのです。

(一方でもちろん、デメリットというか
そのために“差し出すべきもの”も確かに存在します)

 

…というわけで前振りが長くなりましたが、

今回から数回に分けて“ボディメイク”をテーマに
あなたが“自分らしさ”にまた一歩近づいてしまう
お話をしていきましょう!

 

そこで、まずは筋肉を付ける理由がなければ
行動はおろか、興味も持つ事すら出来ませんよね?

最近でこそフィットネスブームも相まって
ジム通いをする人達も増えてきたようですが、
それでも多くの日本人にとって筋肉を付ける事は
身近な行為ではないようです。

 

それは筋肉といえば
「汗臭い」「キモい」「(筋トレが)辛い」
などの観念があるからではないでしょうか?

つまり、そこに関わる事でのメリットより
デメリットの方が多いと認識しているわけです。

 

しかし、デメリットを上回るメリットがあれば、
人はひとりでにそっちへ向かおうとしてしまうものです。

 

ですので、まず今回は第一歩として、
筋肉を付ける事のメリットについて見ていきましょう。

 

 


メリット①:見た目が良くなる


まずは何と言っても見た目がよくなる
というメリットです。

これは先にも述べたように、
筋肉は鍛えれば大きくする事が出来
鍛えるのをやめれば小さくする事が出来るために

部位ごとの筋肉の大きさを調整する事によって
まるで彫刻を作るように身体のシェイプを
コントロール出来るという理由からです。

 

「でも俺、もともと足短いし…」

「生まれつき顔が大きいからダメだよ」

「なで肩だし…」

…などなど、
外見的なコンプレックスをお持ちの方、

そんなあなたにこそ
筋肉によるシェイプアップが有効なんです。

 

僕らには“目の錯覚”というものがあります。

 

実はこれをうまく利用して
美を表現している職業の方々がいらっしゃいます。

それは、美容師さん達です。

 

たとえばあなたが美容室で
「憧れのあの芸能人と同じ髪型にしてくれ!」
と頼んだとします。

でもその芸能人とは顔の大きさや形、
さらに髪の生え方や量なども違うわけです。

全く同じにしてしまったら、
きっとちぐはぐな感じになってしまうでしょう。

 

しかし、腕利きの美容師さんは
そこらへんをうまく調整して
あなたに似合う形で、そしてカッコよく
あるいは美しく見えるようにしてくれるはずです。

 

ボディメイクも同じなんです。

 

僕自身も比較的、胴長短足な方なので
中臀筋というお尻の上の方を鍛えて
お尻のピークを高くする事で、横から見た際、
実寸以上に足を長く見せるように意識をしています。

また、髪型の例えが出たのでついでに話しますが、
頭が小さく見えた方が相対的に身体が大きく見えるので
髪型もツーブロックにして横幅を短く見せたり
毛並みを前方に流してボリュームを減らしたりしています。

さらに服装もあまりダボっとしたものは着なくなりました。
代わりに身体のラインを活かした服装が増えましたね。

 

このようにシェイプアップとはボディメイクに限らず、
トータルで自分をコーディネイトするという事なんです。

 

もちろんそこには知識も必要ですし、
ある程度の美的センスも必要だと思います。

(これだけ偉そうに語っている僕に果たして
どれほどの美的センスがあるかは一旦棚上げするとして笑)

 

ですから自分の身体を注意深く観察する事
カッコいい身体、美しい身体について勉強する事
なども重要にはなってきます。

 

「何だか大変そう…」

って感じですか?笑

 

でも最初のうちはそこまで気負わずに
“ある事”を意識するだけでも大丈夫です。

 

その“ある事”とは姿勢です。

以下のような爪先重心の姿勢(体重バランス)
意識すると吉です。

 

図1:爪先(母指球)重心の姿勢

 

この姿勢(体重バランス)については

【脱・猫背】肩こりが消えて見た目もメンタルもよくなる秘訣がコチラ

という記事にて詳しく解説しているので、
未読の方は一旦ここでこの記事を読むのを中断して、
一度目を通しておく事を激しくオススメ致します

 

上記記事でもご紹介した北島達也先生によりますと、
この爪先(正確には母指球のあたり)重心の
体重バランスにてワークアウトを行う事により、

自然にカッコいい、あるいは
美しい筋肉の付き方をするとの事です。

 

ちなみにワークアウトとは
いわゆる筋トレの事です。

アメリカでは“解決策”という意味で使われる言葉です。

つまり、この場合は
シェイプアップのための“解決策”
という事ですね。

 

一方でトレーニングという言葉は
“調教”というニュアンスが強いのだそうです。

ボディメイクは自発的な行為ですので
英語ではトレーニングとは呼ばず(※)、
ワークアウトと呼ぶのだとか。

※“ウェイトトレーニング”という言葉自体は存在します

 

 

話を戻しますね。

自然にカッコよくなるとは言っても
もちろん鍛えた部位しか発達はしないので、
「どこを鍛えるか」は自分で考えないといけませんが、

たとえば「肩を丸くしたい」と思ったら
この姿勢でサイドレイズなどの肩の種目を
行う事で三角筋を綺麗な形で発達させる事が出来ます

 

逆に上記記事でも出た踵重心の体重バランスのまま
三角筋の種目を行うと…

僧帽筋の上部(首から肩、背中にかけての筋肉)に
負荷が逃げるため、三角筋に刺激が入りにくくなります

結果として肩は丸くならず
さらに悪い事に僧帽筋上部が発達すると
“なで肩”に見えてしまうのです。

 

肩に限らず、あらゆる種目において、

爪先(母指球)重心で行えば

  • 逆三角形の上半身
  • 太さはあるけれど関節周りは細い
    というメリハリのある手足

という一般に美しいとされる身体に繋がるのに対し、

 

踵重心で行えば、

  • なで肩、寸胴
  • メリハリがなく、ボテっとした手足

に繋がるのだそうです。

 

ですから「何の種目をやるか」よりも、
「どんな体重バランスでやるか」という事が
ワークアウトにはものすごく重要なわけですね。

 

 

ちなみに逆三角形でメリハリのある身体について
「なぜその身体をカッコいい、美しいと感じるのか?」
ですが…

これは次に説明する運動のパフォーマンスの高さ
関係してくると思います。

 

先にネタバレしちゃうと、
爪先(母指球)重心の方が運動能力が高い身体に繋がるのです。

そして、そういったポテンシャルの高い身体を
「カッコいい」「美しい」と感じるように
僕らはプログラミングされているのだと考えられます。

 

有能な遺伝子を持った異性と交わり、
子孫を遺したいと思うのは僕らの生存本能ですからね。

(同性であればライバルとして脅威に感じるでしょうし)

 


メリット②:スポーツのパフォーマンスが向上する


アメリカなどではスポーツのパフォーマンス向上のために
ワークアウトを行うのは常識のようですが、

日本ではどうも筋肉を付けると身体が重くなって
パフォーマンスが低下するという認識が根強いようです。

 

ここにも実は先の体重バランスが関係しています。

欧米人などは爪先(母指球)重心の人が多いの対し、
日本人踵重心の人が多いのだそうです。

 

その理由に関して、北島先生は興味深い説を仰っています。

それは

  • 狩猟民族のルーツを持つ人:爪先(母指球)重心
  • 農耕民族のルーツを持つ人:踵重心

というものです。

 

狩りをする時は獲物に気付かれないように
ギリギリまで接近し、一瞬の隙を見つけて
仕留めにかかりますよね?

つまり、立っているにしろ身を屈めているにしろ、
“いつでも動き出せる体勢”なわけです。

 

いわば短距離走の「よーい!」の状態ですね。

やってみると分かると思いますが、
この時、重心は爪先(母指球)にあるはずです。

 

この姿勢(体重バランス)に慣れているからこそ、
狩猟民族のルーツが長い欧米人には
爪先(母指球)重心の人が多いのではないか、
という事ですね。

 

一方で日本人は農耕民族としてのルーツを持つ人が多く、
同じ姿勢で長時間作業をする事に慣れています

そうなると狩猟のように急発進するための
姿勢でいる必要はなくなります。

ですから踵に重心を置いて、
どっしりと構えるわけです。

 

僕自身もいわゆる農業をやっていた頃は
ヤンキー座りのまま2〜3時間ぶっ通しで
水菜の苗を植える作業を毎日のように行なっていました。

その姿勢自体も踵体重でしたし、
たまに足を伸ばすために立ち上がる時も
やっぱり踵体重でしたね。

これらは言わば「休め」の体勢なんです。

(まあ実際は踵重心は肩こりや腰痛の原因になるので
長期的に見るとあんまり休めていないのですが…)

 

そして鍬などの農具を使う際も、
道具の重さを利用して、なるべく筋肉を使わないようにします。

また、重いものを持ち上げる際も、
体重移動や反動などをうまく利用して、
やはり出来るだけ筋肉を使わずに持ち上げます。

その方が長時間労働に耐えられるからですね。

 

なぜそうする必要があったのかと言うと…

日本は雨が多いです。
ですから植物資源が豊富です。

古民家などを見れば、
ほとんどが植物で出来ています。

(木造で屋根や畳には草を、障子には紙を用いています)

 

作物もよく育てば、畑の草もよく育ちます。

そうすると必然的に野良仕事をする時間が長くなります

(種播きや苗植え、収穫だけでなく
作物の間に生えてくる草への対処など)

 

これは僕ら日本人が、日本という環境に
適応していった結果でもあったのです。

狩りなんてリスクのある行為をしなくても
農耕によって糧を得る方が確実だったわけですからね。

 

よって、僕たち日本人には
長時間の農作業に耐えうる姿勢や動き、
道具等が必要だったんですね。

 

ちなみに踵体重は「休め」状態だと述べましたが、
それで言うと爪先(母指球)重心は「臨戦体勢」です。

まあ長時間労働には向きませんよね。笑

 

こういった理由からも、

  • 欧米人:爪先(母指球)重心の人が多い
  • 日本人:踵重心の人が多い

という事に繋がってくるのでしょうね。

(加えてここに戦争の歴史も関係してくるかもしれませんね。
欧米でも農耕自体は行なっているわけですから)

 

 

スポーツのパフォーマンスの話に戻りましょう。

 

爪先(母指球)重心「臨戦体勢」
つまり“いつでも動き出せる体勢”です。

一方で、踵重心「休め」状態です。

 

単純に考えて、
どちらがスポーツに必要な筋肉を
使える体勢にあると思いますか?

 

言うまでもなく爪先(母指球)重心ですよね。

 

踵重心は長時間労働に向いているとはいえ、
走る時には絶対に爪先(母指球)重心になりますので、
長距離走にも向いていませんからね。

 

ですからスポーツのパフォーマンス向上のために
ワークアウトを行なった際、

爪先(母指球)重心であれば
スポーツに必要な筋肉が鍛えられ

踵重心であれば
スポーツには役に立たない筋肉が鍛えられてしまうわけです。

 

そりゃ重いですよ。笑

自動車の動力系統に繋がっていないエンジンを
トランクに余計に積んで走るようなもんなんですから。

 

ここで誤解のないように申し上げておくと…

スポーツと一括りにして話をしてしまいましたが、
当然、何のスポーツかによって必要な筋肉は違ってきます。

 

必要な筋肉を鍛えれば
そのスポーツにおけるポテンシャルが上がり

不要な筋肉を鍛えれば
爪先(母指球)重心だろうと重りにしかなりません。

 

さらには鍛えた筋肉をそのスポーツの動きに
馴染ませる練習も必要ですよね。

エンジンで言えば馬力が上がるわけですから、
それに合わせてシャフトやギアも調整しないと、
最高のパフォーマンスは発揮しようがありません。

 

そうそう、よくボディビルダーの筋肉の事を
“見せかけだけの筋肉”と揶揄する人がいます。

まあそういう人はTVの企画などで
ボディビルダーに何らかのスポーツをやらせてみて、
上手に出来なかったシーンなどを観たんでしょう。

 

でもね、よく考えてみて下さい。

ガタイのいいホームランバッターに
サッカーをやらせてみて上手に出来なかったからといって、
果たして同じ事を言う人がいるでしょうか?

 

いませんよね。笑

そのホームランバッターは
バッティングをするための筋肉群
それらをうまく連動させた動きによって
ホームランを打つ事に卓越しているのです。

 

それと同じようにボディビルダーは
ボディビルディングという競技で勝つための
身体を作り上げる事にフォーカスしているんです。

他のスポーツの動きを練習していないんだから
上手に出来なくても仕方ないでしょう?

 

ちなみに個々の筋肉の持つ瞬発力で言えば、
あれだけ太い筋肉を持つボディビルダーの
ポテンシャルは凄まじいものがあります。

 

一般にワークアウトによって太くする事が可能なのは
速筋線維と呼ばれる“瞬発力”を持った筋肉です。

一方、持久力を持った遅筋線維はほとんど太くはなりません。

100m走などのスプリンターの脚が太くて、
マラソン選手の脚が細い理由がここにあります。

 

ですから、そもそもその競技において
瞬発力が必要なのか、持久力が必要なのかによっても
ワークアウトの必要性は変わってくるという事ですね。

 


メリット③:健康面が向上する


…と、ここまで見た目やスポーツにおける
メリットを挙げてきましたが、

「別に見た目もこだわらないし、スポーツもやらないからいいや」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、フィジカル面の充実
何も見た目やスポーツのためだけというわけではありません。

それは健康面でも多くのメリットを持っています。

 

たとえば、脚は第2の心臓と言われます。
歩く事によってポンプのように血液を流す役割があるからですね。

老後に足腰が弱ってしまって、
車椅子生活や寝たきりになってしまうと
この第2の心臓の機能がうまく発揮できませんよね?

 

僕の祖母も車椅子がないと
満足に移動できないようになってしまったのですが、
足首のあたりがひどく浮腫んでいました。

血行だけでなくリンパ液の流れなども
滞ってしまっているのだと思います。

 

それを防ぐためにもスクワットなどで
脚の筋肉を鍛えておく事は有効だと考えます。

 

「スクワット?ウォーキングで十分じゃない?」

って感じですか?

ふむ。確かに血行を良くするという意味では
ウォーキングなどの有酸素運動は効果的かもしれません。

 

しかし、長期的に見ると有酸素運動だけよりは
ウェイトトレーニングを取り入れていった方が
車椅子や寝たきりになるのを防ぐ、あるいは
そうなるのを遅らせる効果は高いと思われます。

 

先の速筋遅筋の話を覚えていますか?

速筋パワースピードを持った筋肉です。
一方で遅筋スタミナを持った筋肉です。

ウェイトトレーニングは速筋を、
有酸素運動は遅筋を発達させます。
(もちろん正しいやり方が必須)

 

…という事はですよ?

有酸素運動ばかりやっていると、
パワーを持った速筋はどんどん退化していく事になります。

 

今現在、自分の脚で歩けるという人も
速筋を鍛える事を疎かにしていたら…

自分の体重を支えつつ、脚を交互に動かすのに
十分なパワーを持たなくなる日は必ずやってきます。

 

その時になって慌てて鍛えるくらいなら、
まだ身体がしっかりしている今のうちから
鍛えておいた方が心身の健康にとって良いと思いませんか?

今日が残りの人生の中で一番若いんですから。

 

ああ、もちろん関節などのケアは必要ですけどね。
怪我をしてしまったら筋肉を鍛えるのに
大きなマイナスとなってしまいますから。

 

これは未来へのリスクヘッジでもあるのです。

 

その点についてさらに補足すると、
脚と脳は連動しており、脚が刺激されると
脳神経が発達するという研究もあるそうです。

つまり、脳の認知機能を保つためにも
脚を鍛えるのは有効という事になりますね。

 

 

また、速筋を鍛える事によって
成長ホルモンなどの“若返りホルモン”
分泌される事も分かっています。

いわゆるアンチエイジング効果もあるのです。

 

 

さらに速筋というのは維持するだけで
結構なエネルギーを必要とする特性があります。
(一方で遅筋は省エネ)

言わば、燃費の悪いエンジンです。
車だったら困りものですが、僕ら人間にとっては
これはむしろメリットなんです。

 

だって多少、高カロリーな食事をしたとしても
脂肪として蓄える間もなく燃やしてしまうって事ですよ?

美味しいもの、たくさん食べられるじゃないですか。

 

多くの健康法においては“少食”を推奨しています。

でもそれは速筋を鍛える事を前提としていないから
どうしてもそうなってしまうんです。

 

食事というのは筋肉を付ける事
ワンセットで考えなければうまくいきません
(詳しくはまたダイエット関連の記事を書きますね)

 

筋肉を付ける事をしないのであれば、
少食にしなければオーバーカロリーになるのは
当たり前でしょう?

それを燃やす能力が低いんですから。

 

しかもさっきも述べたように、
鍛える事をしなければ加齢による筋肉の退化は避けられません。

つまり、その場合は歳をとる毎にどんどん
少食にしていかなければならないのです。

“食べ過ぎ”のボーダーラインが
どんどん下がってくるわけですから。

 

「別にそれでもいい」という方はいいんですよ?

少食や断食、不食に興味がある人はそれでもいいんです。

 

ですがもし、あなたが食べる事が好きで、
食べたいんだけど健康のために我慢しているんなら…

 

それって果たして健康にとって本当にいいんですかね?

そんな毎日でいいんですかね?

それがあなたの本来の姿だって確信できるんですかね?

 

 

僕は“NO”だったんです。

 

ですから筋肉という資産を増やす事を始めたんです。
時間とお金とエネルギーを投資して。

この資産はある意味、利回り最高です。笑
健康や自信に満ちた時間が返ってくるんですから。

 

それにね、先ほど
「美味しいものをたくさん食べられる」
と述べましたが、

筋肉を鍛え始めて見た目が良くなってきたり、
身体のポテンシャルや健康面が向上したりするのを
実感できるようになってくると、

だんだんと

  • 美味しいと感じるもの
  • 適切な量

の定義や感じ方が変わってくるんです。

 

まあこれは人によりけりなので
一概には言えないのですが…

 

僕自身は以前よりも
いわゆるジャンクフードを欲しなくなりました。

また、
「俺にとってビールはガソリンだ!」
と言うほどお酒が好きだったんですが、

今では付き合いで飲む程度で、
晩酌の習慣もなくなりました。

 

これらは別に我慢しているわけじゃなく、
筋肉を付けるメリット(というか楽しみ)
ジャンクフードやお酒のもたらす楽しみに
優ってしまった事により、自然と変わったんです。

 

そして、目的が明確になった事により
「何を食べるか」に一定の基準が生まれたんです。

つまり、ブレにくくなったんですね。

 

そうなって初めて、
僕は食事に関心を持つようになったんです。

知識を収集し、自分の身体で実験する。
そして結果を省みて、改良を繰り返す。

そういったフローに乗る事が出来るようになったんです。

 

もちろん、筋肉を付けるための食事が
健康的にメリットだけを有しているとは限りません。

習慣が病気を作るわけですから、
そこに一定のパターンが存在すれば
偏りが生まれる事も当然あるでしょう。

 

でもそれを意識的に行なっているのであれば、
パターンを変える事で改善する事も可能だと
思いませんか?

 

そう考えれば、
一番の不健康のタネは「不確定性」
だと僕は思います。

 

そもそも“健康”って言葉だけじゃ曖昧すぎますよね。

目的が不明瞭で、そのせいで
どこにフォーカスしていいか分からない。

 

で、ただ何となくTVで流れている
「これを食べると身体にいい」という情報に
真偽のほどを確かめる事もなく振り回され、

「やせないな〜」

とか

「筋肉つかないな〜」

と言いながら日々を確信感を持てないまま過ごす…

 

それが心身ともに一番不健康な気がします。

 

別に筋肉に限った事ではなく、
人生を輝かせるキーワードはやっぱり
“確信感”なんです。

 


メリット④:マインド面が向上する


前項でも少し触れましたが、
マインド面におけるメリットについても挙げてみましょう。

 

まず、ワークアウトを行うと単純にスカッとします

 

さっき爪先(母指球)重心の体重バランス
狩猟の関係性のお話をしましたが、
まさにワークアウトとは狩猟の再現なのです。

獲物の一瞬の隙を突いて仕留めにかかるわけです。
つまりほんの短い時間が勝負なんです。

 

ちなみに僕らの筋肉は普段は5分の1程度の力しか
出せないと言われています。

しかし、力をセーブして獲物に逃げられてしまっては
糧を得られず、命に関わりますよね?

 

ですから獲物を仕留める時には、
“闘争と逃走”を司るアドレナリンなどのホルモンにより
交感神経が興奮した状態になり、
筋肉のリミッターが少し外れるんですね。

 

これをそのままワークアウトに当てはめると、

リミッター解除により重いウェイトを扱えるようになり、
強烈な刺激を筋肉に与える事によって
筋肥大のスイッチを入れるわけです。

(この辺の詳しい話は次回にしますね)

 

この“限界を超える感覚”スカッとするんですね。
そして病みつきになるんです。

 

つまり、ワークアウトが辛いとか続かないという人は
アドレナリンが出るほど興奮しておらず、
限界を超えられていないんです。

限界を超えるようなワークアウトが出来ていれば、
ワークアウトをする日より、
むしろしない日の方が辛いはずです。笑

 

週に何回か、
この“スカッとする習慣”を持つ事により、
ちょうどいいガス抜きにもなります。

ストレスを溜め込まずに済むわけです。

 

 

また、この
“短い時間に集中力をピークまで持っていく”
という事に慣れてくると…

たとえば仕事の仕方などにおいても
ここ一番で驚異的な集中力を発揮する事が
出来るようになってくるはずです(多分)。

 

 

それと先ほど、ワークアウトという言葉は
“解決策”という意味だと述べました。

つまり芳しい結果を伴わなければ
それはワークアウトではないんですね。

 

ワークアウトが習慣になると、必然的に
“どれだけ頑張ったか”ではなく、
“どんな結果を出したか”
価値を感じ、楽しめるようになるはずです(多分)。

それも、まさに狩猟のように
“いかに短い時間で最大の結果を出すか”
という思考が身に付きます。

つまり、時間管理も上手になっちゃうんです(多分)。

 

ビジネスマインド向上のきっかけとしても、
またストレス解消の手段としても、
ワークアウトはなかなかに有効だと思いませんか?

 


前編のまとめ


というわけで
筋肉を付ける事のメリットについてでした。

かなり長くなっちゃったので、
前編となる今回はここまでです。

 

次回は後編として

  • 筋肉を付けるために必要な要素
  • 筋肉を付けるデメリット(代償)
  • 具体的なやり方や知識の集め方

などについて解説していきますね。

 

※2019年7月29日(月)追記:

書いているうちに長くなってしまったので、

次回を中編として

  • 筋肉を付けるために必要な要素

についてお伝えし、

その次の回を後編として

  • 筋肉を付けるデメリット(代償)
  • ワークアウトを続けるコツ
  • 具体的なやり方や知識の集め方

についてお伝えする形にしたいと思います。

 

次回記事はこちら:
【ワークアウト(中編)】筋肉を鍛えている人はストイック?いいえジャンキーですw

 

最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。

素敵なムカデライフを。

 

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